トップ «前の日記(2005-01-05) 最新 次の日記(2005-01-07)» 編集

ORCA愉快日記

2004|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|10|11|12|
2012|01|02|09|
2013|04|

2005-01-06 新しいリコーの複合機キターー!

_ [Linux] 新しいリコーの複合機キターー!

なんでも、前よりリース料が安くなるから年末にコピー機がRICOH imagio Neo C325に替わっていたらしい。コピー/プリンタ/スキャナの機能がついているって。早速Linuxでの印刷をテスト。ORCAがらみインストールの関係でDebian woody + lprngの環境なのでそれで検証。


gsのRPDLドライバは白黒のみ対応なので、カラー印刷をする場合は、PostScript3ボード装着しないと印刷できないはずです。

LinuxのlprngでRICOH imagio Neo C325に印刷する方法
 
設定には
* gsやlprngなどの印刷関連パッケージがインストールされていること
* printcapの設定/追加
* フィルタの設定/追加
が必要。
 
[インストール方法]
1. /etc/printcapの追加設定
以下の設定を/etc/printcapに追加してください。
rm=(プリンタのIPアドレス)は適宜環境にあわせて変更して下さい。
 
===========================================
lpc|RICOH Color Printer:\
        :lp=:\
        :rp=filetype=R00:\
        :rm=192.168.0.1:\
        :sd=/var/spool/lpd/lpc:\
        :af=/var/spool/lpd/lpc/acct:\
        :lf=/var/spool/lpd/lpc/err:\
        :if=/usr/local/bin/lpcf:\
        :mx#0:\
        :sh:
===========================================
 
2.フィルタ/usr/local/bin/lpcfの作成
フィルタを作成した後、実行権限を与えて下さい。
 
===========================================
#!/bin/sh
 
#RICOH imagio Neo C325 
gs -q -dKANJI -dSAFER -dNOPAUSE -sDEVICE=rpdl -sPAPERSIZE=a4 -r600x600 -sOutputFile=- -
 
exit 0
===========================================
 
3.lprngの再起動
# /etc/init.d/lprng restart
 
4.テスト印刷
この場合、プリンタ名はlpcになります。
 
例として
$ lpr -Plpc 
$ a2ps <テキストファイル> | lpr -Plpc
など。
 
[備考]
* Linuxからのカラー印刷はPS3オプションボードを付ければ可能
* printcapのオプション設定の際は使用説明書の「ネットワーク編」
  P.83〜の「UNIXで印刷する」を参照してください。
* PostScriptで印刷するには「PS3オプションボード」を本体に取り付ける必要がある。
* デフォルトではRPCS(Windows専用)とRPDLのみに対応。

トップ «前の日記(2005-01-05) 最新 次の日記(2005-01-07)» 編集