最近はTwitterだけでガス抜きされてしまって、Blogの更新頻度が月1回になってしまってます。ということで、更新頻度を上げるべくBlogネタをちょこちょこ書いていくことにします。ということで、少しSylpheedネタ。
□ Sylpheedでメール総数を取得する方法 Sylpheedを起動した状態で sylpheed --status コマンドを実行します。 (Sylpheedが起動していないとエラーになります) ---------------------------------------------- $ sylpheed --status 73 52466 288642 ---------------------------------------------- それぞれ、左から 「新着メール数」「未読メール数」「メール総数」です。 また、フォルダごとに全体のメール状態を取得するには sylpheed --status-full コマンドを実行します。 最後の行に出力されるのは、上記と同じく左から 「新着メール数」「未読メール数」「メール総数」です。 ---------------------------------------------- $ sylpheed --status-full 0 72 1082 #mh/メール箱/inbox 0 0 0 #mh/メール箱/queue 0 0 33 #mh/メール箱/draft 0 0 13 #mh/メール箱/trash 5 238 9380 #mh/メール箱/Linux-usres 1 58 647 #mh/メール箱/Kdeveloper 3 6 1745 #mh/メール箱/sylpheed-jp 0 0 6882 #mh/メール箱/sent 0 0 0 #mh/メール箱/000 2 17 659 #mh/メール箱/000/debian-devel 0 57 16763 #mh/メール箱/000/debian-users 0 0 18 #mh/メール箱/000/debian-announce 0 0 1166 #mh/メール箱/000/debian-doc 1 29 1980 #mh/メール箱/000/debian-www 0 9 142 #mh/メール箱/000/debian-devel-announce 0 0 1992 #mh/メール箱/000/debian-security 0 0 0 #mh/メール箱/001 6 582 2705 #mh/メール箱/001/ubuntu-devel 1 0 161 #mh/メール箱/001/ubuntu-devel-announce 2 81 2306 #mh/メール箱/001/ubuntu-jp : : 73 52466 288642 ----------------------------------------------
玄人志向のSATARAID4P-PCIを単なる4口のSATAカードとして利用して Ubuntu10.04でmdによるソフトウェアRAID 5を構成しようとしたところ、2TBのハードディスク (Seagate ST32000542AS)が認識されず、SATAカードのBIOS部分で止まってしまいます。 玄人志向 - SATARAID4P-PCI http://www.kuroutoshikou.com/products/serialata/sataraid4pfset.html B000ELJ61E どうもBIOSのバージョンが5.0.18と古いせいで1TB以上のハードディスクを うまく認識しないようです。現在販売されているもののBIOSバージョンは分かりませんが。 SATARAID4P-PCIは、SilliconimageのSiI3114チップを利用しているので メーカのサイトからファームウェアが利用できます。(自己責任でどうぞ) siliconimage.com - SiI3114 - PCI to 4 Port SATA150 http://www.siliconimage.com/support/searchresults.aspx?pid=28&cat=15 Windows向けのフラッシュユーティリティとファームウェアを落としたものの Windows7なのが原因なのかデバイスを発見できず、インストールできませんでした。 また、説明にはWindowsのデバイスマネージャでSiI3114のカードの タブを開くとファームウェアを更新(Flash firmware)できると書いてあるものの ドライバもうまくインストールされず項目が見当たりません。うーん。 しょうがないので、USBフロッピードライブから起動してBIOS更新することにしました。 以下はその際のアップデート手順です。 --------------------------------------------------------------- 1.USB FDDを用意してマイコンピュータからドライブを 右クリックで「フォーマット」。「MSDOSの起動ディスクを作成する」に チェックを入れてディスクを作成します。 2.siliconimage.comのダウンロードサイトから、SiI3114向けの DOS用ユーティリティとファームウェアをダウンロードします。 BIOS Update Utility for DOS SiI3114 IDE, SATARAID5 and system BIOS 3.ファイルを解凍した上で、FDにコピーしておきます。 4.USB FDDから起動して、「updflash r5403.bin」のように利用したい ファームウェアを指定してupdflashコマンドを実行します。 #ファームウェアの種類については、ドライバ中のドキュメント参照のこと。 #指示に従ってしばらく待てば、ファームウェアの更新が完了します。 --------------------------------------------------------------- ファームウェア5.4.0.3に更新して再起動すると、2TBのHDDが問題なく認識されました。 RAIDカードとしてではなく単なるSATAカードとして動作させているので Ubuntu10.04環境でも問題なく動作しています。 ま、USBメモリとかでやっても良かったんですが、ちょうどUSB FDDが手元にあったので(笑) そろそろこういうレガシーなデバイスから脱却したいのに、まだまだ活躍の場があるようです。