サーバの内容をローカルにrsyncするつもりが、ローカルの内容をサーバにrsyncしてしまい、5日分のログとかコンテンツが飛びました...orz
しょうがないので、ニコ動で「ひとり情熱大陸」でも見て心をなぐさめることにします(w ハードディスクがふっとぶよりはいいですね。これから、年末に向けて、サーバの(コンテンツやらハードやらの)大掃除も必要だし。バックアップはしっかりとっておきましょう。それにしても、やる気のないウマ テラワロス。
「一人で情熱大陸とかセッションしてみた」 ニコ動のアカウント持っているならこっち http://www.nicovideo.jp/watch/sm1210028 Youtubeならこっち http://www.youtube.com/watch?v=S_iYcor-DYk
ITmedia - なぜ「ニコ動」は盛り上がり、「Second Life」は過疎化するのか http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0711/23/news005.html
普段、カレンダーをおおまかなスケジュール表代わりに使っているので、個人的には、カレンダーが半分ずつ写真とカレンダーになっているのが好きです。とはいえ、写真がキレイなものは、日付が申し訳程度にしか入っていなかったり、2ヶ月カレンダーでサイズが小さかったりするのが残念。
ということで、写真がキレイで予定を書き込めるカレンダーを探して、最終的にナショナルジオグラフィックのカレンダーにしました。
半分折で送られてきて、展開するとサイズは560×355mm、上半分が写真で、下半分がカレンダーという構成。カレンダーの1日のサイズは縦横40mmx45mmで、箇条メモを書く程度なら使える。また、カレンダーの2日分の枠の中に、前月と来月のミニカレンダーがあり、前後の月の日付確認にも使える。結構便利かも。
留め具の部分はなく、カレンダーに直接穴があいているスタイルなので、毎月ピンを止め直す必要がある。プラスチックを使わないので、エコにはいいだろうけど、ちとこの点は不便か。
ナショナルジオグラフィック - 2008年カレンダー 世界の絶景 http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/shop/calendar_2008/index.shtml [ナショナル ジオグラフィック カレンダー2008] 世界の絶景 (カレンダー) http://www.amazon.co.jp/dp/4863130112/
Let's note T5で無線LANなしモデルを買って、IO-DATAのWN-G54/CBLを設定して使えるようにしたのでそのメモ。WN-G54/CBLはAtheros社のAR5212チップを搭載しているので、madwifiドライバで利用することができ、実績もある。madwifiドライバのインストール方法は、あちらこちらにあるけど自分用としてメモ。
□ WN-G54/CBL@Etchで無線LANメモ * 動作環境 PC :Panasonic Let's note T5 OS :Debian GNU/Linux Etch 無線LANカード :IO-DATA WN-G54/CBL (PCカード) * 無線LANカードのチップセットの確認 $ lspci | grep -i ethernet : 05:00.0 Ethernet controller: Atheros Communications, Inc. AR5212 802.11abg NIC (rev 01) madwifiドライバを利用して、ネットワーク接続を行う。 インストールにはmadwifiモジュールのコンパイルが必要。 * インストール方法 1.必要なパッケージのインストール 現在利用しているカーネルのバージョンを把握 (利用環境によってカーネルのバージョンは異なります) $ uname -r 2.6.18-5-686 madwifiのソースと自分の環境に適合したカーネルヘッダのインストール # aptitude update # aptitude install madwifi-source linux-headers-2.6.18-5-686 2.madwifiモジュールのビルド コンパイル手順については、/usr/share/doc/madwifi-source/README.Debianを 参照のこと。module-assistantを使うので、お手軽にパッケージ作成ができる。 # cd /usr/src # tar xvjf madwifi.tar.bz2 # m-a prepare # m-a a-i madwifi で必要なパッケージをインストールしてビルドを行う。 3.作成したパッケージのインストール ファイル名は各自の環境によって異なりますので、ディレクトリ内を参照してください。 # dpkg -i madwifi-modules-2.6.18-5-686_0.9.2+r1842.20061207-2etch1+2.6.18.dfsg.1-13etch4_i386.deb 4.無線LANデバイスの認識 再起動して、無線LANデバイスを認識させる。 認識された場合のカーネルメッセージ $ dmesg : ath_hal: module license 'Proprietary' taints kernel. ath_hal: 0.9.18.0 (AR5210, AR5211, AR5212, RF5111, RF5112, RF2413, RF5413) wlan: 0.8.4.2 (0.9.3) ath_rate_sample: 1.2 (0.9.3) ath_pci: 0.9.4.5 (0.9.3) PCI: Enabling device 0000:05:00.0 (0000 -> 0002) ACPI: PCI Interrupt 0000:05:00.0[A] -> GSI 22 (level, low) -> IRQ 185 wifi0: 11b rates: 1Mbps 2Mbps 5.5Mbps 11Mbps wifi0: 11g rates: 1Mbps 2Mbps 5.5Mbps 11Mbps 6Mbps 9Mbps 12Mbps 18Mbps 24Mbps 36Mbps 48Mbps 54Mbps wifi0: H/W encryption support: WEP AES AES_CCM TKIP wifi0: mac 7.9 phy 4.5 radio 5.6 wifi0: Use hw queue 1 for WME_AC_BE traffic wifi0: Use hw queue 0 for WME_AC_BK traffic wifi0: Use hw queue 2 for WME_AC_VI traffic wifi0: Use hw queue 3 for WME_AC_VO traffic wifi0: Use hw queue 8 for CAB traffic wifi0: Use hw queue 9 for beacons wifi0: Atheros 5212: mem=0x6a000000, irq=185 5.無線LANのネットワーク設定 手動で設定しても良いですが、「ネットワーク設定ツール」などで設定すると楽です。 ESSIDやWEPキーなどの設定を行って、インタフェースを有効にする。 インタフェースは、ath0として認識された。 * 参考情報 なにはともあれ、/usr/share/doc/madwifi-source/README.Debianを参照のこと。 kmuto氏のサイト 無線LAN動作状況 - 無線LANカードの動作報告等 http://kmuto.jp/open.cgi?%cc%b5%c0%feLAN%c6%b0%ba%ee%be%f5%b6%b7 madwifi.org http://madwifi.org/ sourceforge.net - madwifi http://sourceforge.net/projects/madwifi/
先日の記事で、Let's note T5上のDebian EtchでWN-G54/CBLを動かせるようにしましたが、サスペンドに失敗したときに無線LANがうまくいかなくなりました。
電源のON/OFF、カードの抜き差し等色々やってみたけど、Debianは起動するものの、カーネルログでも認識されておらず、この時点ではうまくいかず...うーん。生存確認のために、無線LANカードを別のノートに挿して確認。LEDが点いたので、無線LANカードそのものは生きていた。これで、ノート側の原因の可能性が高くなったので、無線LANカードを抜いた上でBIOSをいったん初期状態にリセットしてから、改めて設定しなおして保存すると、ちゃんと認識するようになった。
どうも、atherosの場合サスペンドするとうまく動かなくなる例があるみたいだけど、これもその一環か。
Let's note T5でWN-G54/CBLを認識しなくなった場合@Debian → 無線LANカードを抜いて、BIOSの設定をデフォルトに戻して保存する。 その後、無線LANカードを挿して再設定してみるべし。
日経ビジネスの2007年ヒット商品ランキングが発表になってます。その中から、個人的に気になった傾向は、まずは映像の個人化。液晶テレビのアクオスなどは、20代から50代と年代が上がるにつれて支持率が高いのに比べ、ワンセグ携帯や、Youtubeやニコ動といった、細切れでの映像コンテンツの消費は若い世代になるにつれて、支持率が高くなってます。ニコ動とかのコンテンツの楽しみ方は、うちの親の世代とかだと無理だろうなあ。
また、30-50代女性で1位になったのをはじめ、各世代で支持を集めたエコバッグは、原油価格高騰などもあって、環境に対する考え方を改めて考えさせられたものの一つでしょうか。ブームで終わらずに、息長く根づいてほしいものです。
ビリーズブートキャンプも、各世代でメタボなど、健康に関するキーワードの関心が高まり、ブームになったのも今年ですね。3年後には忘れられてそうですが、いやはや。
それはともかく、NintendoのWii Fitもこの冬に発売になりました。このWii Fitは使い方によっては、かなり価値の高いものになります。体重の記録機能付きなので、客観的に体重の変化を管理できますし、そもそも記録機能付き体重計の値段も結構しますので、それがうれしいところ。さらに、ヨガや筋トレといったトレーニングも含め、バランス感覚を養うミニゲームがあるので、お得だと思いますよー。ジムの会員になっても、結局あまり通わなくなって無駄になることを考えれば、安いものです(w あとは、一番大事なのは、続けるという意志。自宅にあるので、ジムに通うよりは動機付けしやすいと思うんですけど。
nikkeibp - 高機能、新技術では、なびかない 2007年ヒット商品ランキング (要会員) http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20071206/142512/ Nintendo - Wii Fit http://www.nintendo.co.jp/wii/rfnj/index.html
ノークリサーチとMM総研の資料のメモ。台数ベースでは、NECがシェアで1位。hpも頑張ってdellをおさえたまま2位につけている。金額ベースでは、NEC/富士通/hp/dellの順。NEC/富士通に比べて、hp/dellは単価ベースでの価格は低いわけか。出荷台数の総合では、IT減税の廃止の影響やらか、伸び悩みの状態が続いていますね。
ノークリサーチ - 2007年度上期 PCサーバ国内出荷調査報告 (pdf) http://www.norkresearch.co.jp/pdf/2007pcserverkamiki.pdf MM総研 - 2007年度上半期 国内PCサーバー出荷概況 http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120071211500
そういえば、格安サーバとしてのNECのExpress5800 110Gdとか、hpのProLiant ML115の価格競争が激しいですね。
110Gdのほうは、キャンペーンが再開して半額17850円での提供となってましたが、hpがML115を15750円で出してきた低価格攻勢に勝つためか、14700円での価格を提示しています。ただし、これには注意点があり、ML115は80GB HDD搭載なのに対し、110GdはHDD非搭載モデル。110Gdは送料無料で14700円なのに対して、ML115は3150円の送料がかかり、合計で15750円+3150円=18900円がかかります。また、グラフィックカードの増設をするのであれば、PCI Express x16を搭載したML115のほうがいいでしょうが、その分のコストが上がります。ただし、素のままだとグラフィックメモリ32MBを搭載する110Gdに比べて、ML115のほうは2MBしかなく、かなり色数と解像度が制限されてしまいます。また、光学ドライブは、NECは実質価格的にデフォルトのDVD-ROMしか選択肢がありませんが、hpであれば、デフォルトでDVD+R/RWなどのドライブも選択可のうです。もっとも、両社どちらの場合でも、後から自分でドライブ単品を買って載せた方が、安くて性能が良いんですが。
ということで、ハードディスクに大容量のものを載せ替えるつもりだったり、グラフィック増設する気がないのであれば、NECおすすめ。ハードディスクの容量があまりいらない場合や、デスクトップ用途として、グラフィックの増設が大事なのであれば、ML115がおすすめです。どちらも、人によって一長一短あるので、自分にあった方を選べばいいでしょう。
追記:一時的に110Gdの価格が元に戻ってましたが、2008/2/1現在再び送料込み14700円のキャンペーンをやっています。2008/3/27までですので決算期前まで、じっくり購入の検討ができます。hpのは、2008/4/24までですので、こちらも余裕を持って購入ができますね。
最低構成での110GdとML115の比較(2008/2/1) □ NEC Express 5800 110Gd * 価格(送料込みだと)14700円〜 Express5800 110Gd キャンペーンサイト * ハードディスクは、デフォルトでは搭載していない (自分で大容量ディスクを購入して設置するのも自由) * ML115に比べれば、動作音はやや静か * DVD-ROMドライブ搭載(デフォルト時)、それ以外の選択肢は高価すぎて実質的になし (自分でDVD Multiドライブ等に換装した方がいい) * PCI Express x16のスロットはない(PCI Express x8となるので、グラフィック増設はやや困難) * デフォルトのビデオメモリ32MB (最大解像度:SXGA) □ hp ProLiant ML115 * 価格(送料込みだと)18900円〜 ProLiant ML115 キャンペーンサイト * ハードディスクは、デフォルトでは80GBのものが搭載 * 110Gdに比べれば、動作音はややうるさめ * CD-ROMドライブ搭載(デフォルト時)、DVD+R/RWドライブ等も選択可能 * PCI Express x16のスロットあり (一部のグラフィックボード増設可) * デフォルトのビデオメモリ2MB (SXGAの解像度で256色までしか出ない) * ビデオカードの増設をするならコストがかかるが、グラフィック性能を高くでき、ゲーム等にも応用できる。
mixiにメモっておいたものを、こちらにもメモ。原文の、"Why hospitals don't learn from failures:"の論文も読んでおくこと。
life is beautiful - 優秀なナースがいるとシステムがなかなか改善されないという話 http://satoshi.blogs.com/life/2007/11/post-9.html Harvard Business school - WHY HOSPITALS DON’T LEARN FROM FAILURES: http://www.hbs.edu/research/facpubs/workingpapers/abstracts/0203/03-059.html
特に、NTT西日本のフレッツ光プレミアムは、エンドユーザから見た場合の分界点や方式が従来のBフレッツとは異なり、混乱しやすいのでメモ。CTUの設置は必須。ひかり電話と合わせてコスト削減したいエンドユーザ向け。ネットワーク的な自由度が欲しい場合や、ビジネスで利用する場合は、迷わずBフレッツを選択するべし。
といっても、うちはサーバを自宅から外に出したので、光プレミアム使って多段ルータにしてたりしますが。キャンペーンとかあったし、コストは安いんですよねー。頃合いを見て、Bフレッツに切り替えるかな(ぼそ
NTT西日本 - フレッツシリーズ 技術参考資料(PDF) http://www.ntt-west.co.jp/flets/siryou/gijyutsu_sankou.pdf NTT東日本 - フレッツシリーズ 技術参考資料(PDF) http://flets.com/pdf/flets-tech.pdf NTT西日本 - フレッツ光プレミアム サービス案内 http://flets-w.com/hikari-p/index.html tomocha.net - NTT西日本 Bフレッツシリーズ及び光プレミアムの裏側 http://tomocha.net/docs/bflets/ Wikipedia - フレッツ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%84 Wikipedia - OSI参照モデル http://ja.wikipedia.org/wiki/OSI%E5%8F%82%E7%85%A7%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB 上記のフレッツ技術資料のPDFのリンクが切れていた場合は、以下へ。 NTT西日本 - 技術参考資料 http://www.ntt-west.co.jp/info/gisanshi/ NTT東日本 - フレッツ・ドットネット 技術参考資料 http://flets.com/dotnet/s_tech.html
総務省サイトにまだ発表資料がないので、ケータイWatchより。いろいろな意向が働いているんでしょうが、下記の内容を見ているとそれほど不合理な審理が行なわれたわけではなく、妥当な結果であったという感じがします。個人的には、ウイルコムも使っているので、PHSの技術がこれから先も伸びてほしいのでGJ!な感じです。
ケータイ Watch - 総務省、KDDI系とウィルコムに2.5GHz帯免許割当 http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/37779.html
Zenityとは、シェルスクリプトから簡単にGtkのグラフィカルなダイアログを利用できるようにするツールです。Gnome1の頃にあったgdialogを再実装したものだそうです。試した環境はDebian Etchで、Zenityのバージョンは2.14.3。
zenityは、Gnomeのダイアログ作成ツールですが、KDEの場合だとkdialog、ターミナル上でncursesを利用して表示する場合は、dialogなどのパッケージが利用できます。オプションはそれぞれで異なるので、manなどで確認のこと。
□ zenityのコマンドラインオプション まずは、zenity --helpでコマンドオプションを確認。 各ダイアログごとのオプションを参照するには、zenity --help-<ダイアログ名>で参照する。 また、man zenityも参照のこと。 gnome - Zenity Desktop Application Manual V2.0 http://library.gnome.org/users/zenity/stable/ □ zenityのインストール gnomeデスクトップ環境などを入れていない場合は、zenityがインストールされていないので # aptitude install zenity などでインストールを行なう。(Debian等の場合) □ zenityのヘルプ一覧 $ zenity --help Usage: zenity [OPTION...] Help Options: -?, --help Show help options --help-all Show all help options --help-general 一般的なオプションを表示する --help-calendar カレンダのオプションを表示する --help-entry テキスト入力のオプションを表示する --help-error エラー・ダイアログのオプションを表示する --help-info 情報ダイアログのオプションを表示する --help-file-selection ファイル選択ダイアログのオプションを表示する --help-list 一覧ダイアログのオプションを表示する --help-notification 通知アイコンのオプションを表示する --help-progress 進捗表示ダイアログのオプションを表示する --help-question 質問ダイアログのオプションを表示する --help-warning 警告ダイアログのオプションを表示する --help-scale スケールのオプションを表示する --help-text-info テキスト情報のオプションを表示する --help-misc その他のオプションを表示する --help-gtk GTK+ のオプションを表示する Application Options: --calendar カレンダ・ダイアログを表示する --entry テキスト入力ダイアログを表示する --error エラー・ダイアログを表示する --info 情報ダイアログを表示する --file-selection ファイル選択ダイアログを表示する --list 一覧ダイアログを表示する --notification パネル通知エリアに表示する --progress 進捗表示ダイアログを表示する --question 質問ダイアログを表示する --warning 警告ダイアログを表示する --scale スケール・ダイアログを表示する --text-info テキスト情報ダイアログを表示する --display=DISPLAY X display to use
□ zenityのオプション例 * カレンダー (zenity --calendar) ただし、環境によっては $ zenity --calendar 2007年12月30日 のような形式で、標準出力に値が返されるので、少し不便。 その場合は、以下の例のようにすると、スクリプト中で処理しやすい。 --date-formatのオプションについては、man dateを参照のこと。 例) $ zenity --calendar --date-format %Y%m%d 20071231 * 入力ダイアログ (zenity --entry) テキストを変更する場合は、下記の例のように--textオプションをつける。 --textオプションはたいがいのダイアログで有効。 例) $ zenity --entry --text "あなたの名前を入力してください。" OKを押した場合、戻り値は0となり、標準出力に入力文字列が返される。 キャンセルを押した場合、戻り値は1となる。 * エラーダイアログ (zenity --error) --textオプションを利用して、表示されるメッセージを変更する。 * 情報ダイアログ (zenity --info) --textオプションを利用して、表示されるメッセージを変更する。 * ファイル選択ダイアログ (zenity --file-selection) 選択されたファイル名が、標準出力に返される。 例) $ zenity --file-selection /bin/bash * リストダイアログ (zenity --list) リストダイアログは、zenity --listだけだと $ zenity --list 一覧ダイアログに桁のタイトルが指定されていません というエラーが表示されるので、--columnも同時に指定しないといけない。 例) $ zenity --list --column test 値を与える場合は 例) $ echo -e "hoge\nfuga\nmoga" | zenity --list --column test のようにして、改行文字などで区切られた出力を送ると、各行が表示される。 さらに、複数列のチェックダイアログにする場合は、以下の例を参考に。 例) $ zenity --list --checklist --column "Buy" --column "Item" TRUE Apples TRUE Oranges FALSE Pears * 通知ダイアログ (zenity --notification) 通常左下の、通知エリアに表示されるアイコンを変更するには --window-icon=test.png のようなオプションを加える。 * 進捗ダイアログ (zenity --progress) 実行に時間のかかるコマンドを実行する場合に、進捗状況の表示ができる。 例) $ sleep 5 | zenity --progress 下記の例の場合、0-100までの数値を5ずつ増やしながら表示する。 例) $ for i in `seq 0 5 100`; do echo $i; sleep 0.3; done | zenity --progress 下記のように、実行途中に標準出力に出力があるようなコマンドの場合は --pulsateオプションを加えると、進捗表示バーが左右に動いて見える。 処理中であることを示したい場合に便利。 例) $ find / -name '*.sh' | zenity --progress --pulsate * 質問ダイアログ (zenity --question) --textオプションを利用して、表示されるメッセージを変更する。 OKを押した場合、戻り値は0、キャンセルを押した場合、戻り値は1となる。 例) $ zenity --question (ここでキャンセルを押した場合) $ echo $? 1 * 警告ダイアログ (zenity --warning) --textオプションを利用して、表示されるメッセージを変更する。 OKを押した場合、戻り値は0、キャンセルを押した場合、戻り値は1となる。 * スケールダイアログ (zenity --scale) スケールを移動させて、数値を取得するためのもの。 下記の例のように--print-partialオプションをつけると、スケールを移動して マウスを放すたびに標準出力に値が出力されるので、リアルタイムに設定を 反映させたい場合に便利。 例) $ zenity --scale --print-partial 32 48 59 また、--max-value、--min-valueオプションで最大最小を設定可能。 例) $ zenity --scale --min-value -256 --max-value 256 * テキスト情報ダイアログ (zenity --text-info) 何らかの文字列を表示させたい場合は 例) $ echo "hoge"| zenity --text-info のようにすると、与えられた文字列が表示される。 また、特定のファイルの内容を表示させるには 例) $ zenity --text-info --filename=/etc/hosts のようにすればOK。 (もちろん、ファイルに対するアクセス権があることが前提)
□ zenityを使ったスクリプトのサンプル ---------------------------------------------------------- #!/bin/sh zenity --question --text "プログラムを実行しますか?" if [ $? -eq 0 ]; then zenity --info --text "実行しています。" #ここに実行したいコマンドを書く else zenity --info --text "実行しませんでした。" fi ----------------------------------------------------------
GNOMEの場合、gksuを利用する。gksuはgksuパッケージとして独立しているが、各種のパッケージに依存しているため、gnome環境をインストールすれば、たいがい入っているはず。
KDEの場合、kdesuを利用する。kdesuはkdebase-binパッケージに含まれており、KDE環境をインストールすると自動的に含まれることになる。
追記: 2010年現在では、gksuはPolicykitに置き換わっていっています。
GUIでroot権限のパスワードを入力させる方法@Debian # aptitude update # aptitude install gksu □ suを利用する場合 (rootのパスワード) $ gksu (コマンド) □ sudoを利用する場合 (ユーザのパスワード、そのユーザでsudoが利用できること) $ gksudo (コマンド) もしくは $ gksu -S (コマンド) □ gksudo 関連のコマンド ---------------------------------------------------------------- $ ls /usr/bin/gksu* -rwxr-xr-x 1 root root 26748 2009-05-06 22:27 /usr/bin/gksu -rwxr-xr-x 1 root root 13880 2009-07-31 02:13 /usr/bin/gksu-properties lrwxrwxrwx 1 root root 4 2009-10-31 13:32 /usr/bin/gksudo -> gksu ---------------------------------------------------------------- gksudoはgksuのシンボリックリンクとなっている。 glsu-propertiesを実行すれば、gksuでの認証の方法や画面ロック時の 表示モードなどを設定することができる。 詳細は、man gksuやman gksu-propertiesで確認のこと。 Gnome.org - gksu http://live.gnome.org/gksu