pg_dumpコマンドにはプレインテキスト/カスタムアーカイブ/tar形式といった3種類のバックアップ形式があり、オプションで圧縮も指定できるのでそのメモ。
□ pg_dumpによるバックアップの概要 PosgreSQLデータベースのバックアップコマンドpg_dumpには 下記の3種類のバックアップ形式がある。
バックアップ形式 | リストアのコマンド | デフォルトでの圧縮 | pg_dumpオプション |
---|---|---|---|
プレインテキスト(デフォルト) | psql | × | -Fp |
カスタムアーカイブ | pg_restore | ○ | -Fc |
tar形式 | pg_restore | × | -Ft |
devcheatsheet.comは、プログラミングやサーバ設定やコマンドなどが 一目でわかるチートシート(cheat sheet)へのリンクを集めたサイトです。 各種プログラミング言語、HTMLやCSS、SQLやアプリケーションフレームワーク バージョン管理システム、Apacheなどのサーバ設定、viなどのエディタ AdobeやMS Officeなどのアプリケーションまで広い範囲をカバーしているので 役に立つチートシートがきっと見つかるでしょう。 devcheatsheet.com http://devcheatsheet.com/ devcheatsheet.com - Linux Cheat Sheet http://devcheatsheet.com/tag/linux/?page=3 Hyperpolyglot - Scripting Languages: PHP, Perl, Python, Ruby, Smalltalk http://hyperpolyglot.wikidot.com/scripting
医見書・給管鳥ではORCAとの通信の際にDBSプロトコルを利用しているが、接続時に渡すプロトコルバージョンによって挙動が変わる。現在の最新バージョンのjma-receipt 4.5との連携でも、プロトコルver1.4.2を用いているのはプロトコル互換性のためだと思われる。DBSプロトコルについてソースコード等から調べたもの。
□ DBSプロトコルの主な変更点 * 接続時の応答 プロトコル ver1.5.0以上 :Connect OK;<DBSのバージョン> プロトコル ver1.5.0未満 :Connect OK * プロトコルごとの変更点 プロトコル ver1.4.3以上 :件数処理に対応 プロトコル ver1.4.5以上 :日レセの内部コードが変更されているので、これ以降は文字コードをUTF-8にする必要がある。 プロトコル ver1.5.0以上 :データリクエストがない場合に無視 プロトコル ver1.5.1以上 :DBSELECT,DBFETCHの結果が1行の場合もN行の場合と同じく2改行で1レコードの通信を終えるよう変更 DBSELECTの結果が1行の場合のフィールド名を修正 DBUPDATE,DBINSERT,DBDELETEで影響のあった行数をcountとして返すよう変更 * 戻り値rc プロトコル ver1.4.3以上 :<rc>:<count> プロトコル ver1.4.3未満 :<rc> rcは戻り値、countは問い合わせ結果の行数 □ 参考URL 医見書 - 日レセとの連携について http://www.orca.med.or.jp/ikensyo/rel_orca.rhtml
最近、IPAのOSS iPediaで公表されている調査報告書が参考になるのでメモ。クラウドや仮想化関連についての調査報告書です。なんだか、OSS iPediaの最近トピックをまるごと載せたみたいになってますけど、その分どれも有用な調査報告です。
IPA - クラウド運用管理ツールの基本機能、性能、信頼性評価 http://ossipedia.ipa.go.jp/doc/210 IPA - 社内向けクラウド構築のために活用できるソフトウェアカタログ http://ossipedia.ipa.go.jp/doc/209 IPA - OSS仮想化機構KVMについての調査 http://ossipedia.ipa.go.jp/doc/207/ あと、OpenJDKに関する評価も参考までに。SunJDKとの比較も見ておいたほうがいいです。 IPA - アプリケーション実行基盤としてのOpenJDKの評価 http://ossipedia.ipa.go.jp/doc/208/
先日10/5にAdobe Readerのアップデートが行われて9.4.0にアップデートしたと思ったら、またAdobe ReaderならびにFlashの脆弱性を突いたゼロデイ攻撃が発見されたようです。11月中旬にはアップデートが提供される予定になっていますが、Java/Adobe Reader/Adobe Flashは常に攻撃の対象となっており、PDFを開いただけで感染といった事態が起こり得るので、常に気を配って最新版にアップデートしておく必要があります。
早く、サンドボックス機能でセキュリティの強化を図ったAdobe Reader Xが出てきて欲しいですね。
なお、2010/10/30時点での最新版は以下のとおり。 ------------------------------------------------------ * Adobe Reader :9.4.0 (未アップデートの脆弱性あり) * Adobe Flash :10.1.85.3 (未アップデートの脆弱性あり) * Java :JRE 6 Update 22 ------------------------------------------------------ □ Adobe Readerのアップデートを行うには、以下の手順でできます。 Adobe Readerのメニューから、「ヘルプ」→「アップデートの有無をチェック」 を押して最新版への確認とアップデートを行なってください。 □ 現在使用しているAdobe Flashのバージョンは、以下で確認できます。 http://www.adobe.com/jp/support/flashplayer/ts/documents/tn_15507.htm □ 現在使用しているJavaのバージョンは、以下で確認できます。 http://www.java.com/ja/download/installed.jsp または、コントロールパネルから「Java」→「バージョン情報」を 開いて確認するか、「アップデート」タブの「今すぐアップデート」を 開いてアップデートを行なってください。 ------------------------------------------------------ adobe - APSA10-05: Flash Player、Adobe Reader および Acrobat に関するセキュリティ情報 http://kb2.adobe.com/jp/cps/877/cpsid_87720.html JVN - JVNVU#298081 Adobe Flash に脆弱性 http://jvn.jp/cert/JVNVU298081/ ITPro - 狙われるJavaの脆弱性、最新版へのアップデートが急務 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20101020/353171/ Internet Watch - 国内100社以上で感染、「mstmp」などのファイル名で拡散する不正プログラム http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20101025_402502.html
aptitudeコマンドはAPTのフロントエンドなツールとして、apt-getの 置換えを図っていくものだと思っていたら、どうやらそうでもないようです。 例えば、Ubuntu 10.10では、aptitudeコマンドはデフォルトでは インストールされなくなっています。 これは、CDに収めるべきパッケージの容量を13-14MBほど節約するため に行なったそうですが、自分で追加インストールする必要があります。 (sudo apt-get install aptitude を実行、またはSynaptic等のパッケージマネージャからインストール) WebUpd8 - Aptitude Removed From Ubuntu 10.10 Maverick Meerkat http://www.webupd8.org/2010/06/aptitude-removed-from-ubuntu-1010.html ubuntu.com - [ubuntu/maverick] ubuntu-meta 1.199 (Accepted) ログ https://lists.ubuntu.com/archives/maverick-changes/2010-June/001202.html また、Debian lenny→squeezeのアップデート時には"aptitude"ではなく "apt-get"を使うのが推奨されています。 debian.org - squeezeのリリースノート 4.5. Upgrading packages http://www.debian.org/releases/squeeze/i386/release-notes/ch-upgrading.en.html#upgradingpackages 従来のDebian etchやlennyではパッケージ管理に"aptitude"を使用するのが 推奨されていましたが、squeezeからは、端末でのインタラクティブな パッケージ管理を行うには"aptitude"、非インタラクティブなコマンドでの パッケージ管理を行うには"apt-get"が推奨されています。 lenny以降のaptでは、aptitudeの拡張管理情報を扱えるようになったので 混在して利用したときの問題が少なくなりました。 このことも理由の一つでしょうね。 debian.fam.cx - パッケージ管理には apt と aptitude のどちらを使えばいいのですか? http://debian.fam.cx/index.php?AptGet#a50c8376 apt-getもaptitudeもそれぞれ良い点悪い点がありますが 今後はデフォルトでapt-getを使うようにするかな。 下記のようなコマンドを実行すると、イースターエッグとして スーパー牛さん(Super Cow)が出てきますが、この件はaptitudeに スーパー牛さんパワーが備わらなかったからなのでしょうかね?(笑) -------------------------------------------------------------- $ apt-get moo (__) (oo) /------\/ / | || * /\---/\ ~~ ~~ ...."Have you mooed today?"... -------------------------------------------------------------- $ aptitude hogehoge (略) この aptitude にはスーパー牛さんパワーなどはありません。 -------------------------------------------------------------- □ おまけ :aptitude mooに-vオプションを増やしていったときの出力。 -------------------------------------------------------------- $ aptitude moo このプログラムにはイースターエッグ (隠し機能) はありません。 $ aptitude -v moo このプログラムには本当にイースター・エッグはありませんよ。 $ aptitude -vv moo このプログラムにイースターエッグはないって言わなかったかい? $ aptitude -vvv moo やめてくれ! $ aptitude -vvvv moo わかった、わかった。あんたにイースターエッグをあげればどっか行ってくれるかい? $ aptitude -vvvvv moo わかったよ。あんたの勝ちだ。 /----\ -------/ \ / \ / | -----------------/ --------\ ---------------------------------------------- $ aptitude -vvvvvv moo これが何なのか? もちろんウワバミに食べられた象だよ。 --------------------------------------------------------------