次期Lucid Lynxのためのメモ。明らかな誤訳やレビューなしでコミットされるのを防ぐために、LucidからはLaunchpadでの翻訳も原則モデレーター制を採用することになりそうです。
□ system-config-printer * Fedoraで最初に採用されたプリンタ管理ツール。現在はUbuntu他でも採用されている。 * 翻訳はFedora Projectで行われており、Ubuntuなどに翻訳も降りてくる。 還元できないか? * 翻訳の質がいまいちなので、Ubuntuなどではリリースごとに 翻訳&チェックする必要がある。 * Fedoraの翻訳では長音ルールを採用しているようなので、Ubuntuとでは 「プリンター」「プリンタ」のように翻訳ルールが異なり、修正作業が必要。 * Fedoraの翻訳を行うには、開発者登録のための手順が多く煩雑。 その点、UbuntuのLaunchpadは翻訳の提案とかなら簡単に行える。 (コミッター制に移行した) system-config-printer 開発サイト http://cyberelk.net/tim/software/system-config-printer/ transifex - Fedora Project 日本語翻訳リソースページ https://translate.fedoraproject.org/projects/p/system-config-printer/ system-config-printer masterブランチでの翻訳状況 https://translate.fedoraproject.org/projects/p/system-config-printer/c/master/ Launchpad - Ubuntu Karmicでのsystem-config-printerの翻訳 https://translations.launchpad.net/ubuntu/karmic/+source/system-config-printer/+pots/system-config-printer/ja/+translate □ upstream側への還元をいっそう行うこと UbuntuのLaunchpad側だけで翻訳を行っても、upstream側から翻訳が降りてくる際に 再翻訳の手間がもったいない。翻訳した結果はupstream側に還元すること。 Ubuntu Wiki - Upstream https://wiki.ubuntu.com/Translations/Upstream GNOME 日本語 翻訳チーム http://l10n.gnome.org/teams/ja □ 外来語の長音ルール 外来語の長音ルールは、マイクロソフト等と同じように内閣告示第二号に 合わせていくのか検討が必要。 文字列が長くなるため表示枠に収まりきらずはみ出したり、切れる ソフトが出る可能性もある。また、技術指向のユーザの割合が Windowsに比べて多いため、採用するかどうか判断の余地がある。 文部科学省 - 内閣告示第二号 外来語の表記 http://202.232.86.81/b_menu/hakusho/nc/k19910628002/k19910628002.html 文化庁 - 外来語の表記 http://www.bunka.go.jp/kokugo/main.asp?fl=list&id=1000003933&clc=1000000068 microsoft - マイクロソフト製品ならびにサービスにおける外来語カタカナ用語末尾の長音表記の変更について http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3491