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ORCA愉快日記

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2007-08-07 CUPSで印刷データをファイルに出力するメモ

_ [orca] CUPSで印刷データをファイルに出力するメモ

CUPSでプリンタに出力されるPSデータを、なんとかそのままファイルに保存したい時の設定方法メモ。この方法では、ジョブごとに1つのPSファイルにしか落とせませんが。また、プリンタドライバを変更したら、再度以下のような設定を行う必要があります。テスト環境はDebian sarge cupsys1.1.23です。

□ CUPSで印刷データをファイルに出力するメモ@Debian sarge
  
1.Web設定画面でのCUPS設定
ここでは、testというプリンタ名で登録していくことにする。
  
http://localhost:631/printers を開いて、「プリンタの追加」を選択。
「プリンタ名」は「test」、「デバイス」は「Parallel Port #1」
メーカ名とドライバは、任意のものを選ぶ。
ここでは、「メーカ名」は「Generic」、「ドライバ」は
「Generic PostScript Printer Foomatic/PostScript..」を選択した。
これで、プリンタデバイスの登録はひとまず完了。
  
2.出力先デバイスの変更
CUPSのプリンタ設定ファイル /etc/cups/printers.confをエディタ等で変更する。
タグで囲まれた中の
「DeviceURI parallel:/dev/unknown-parallel0」
を
「DeviceURI parallel:/tmp/test.ps」
などの、任意の出力先ファイル名に変更する。
  
3.出力先ファイルの作成
$ touch /tmp/test.ps
を実行して、出力先ファイルを作成する。
  
他のユーザからも印刷(ファイル出力)を行う場合は、書き込み権限がないので
# chmod +w /tmp/test.ps
なども行っておく。
  
4.CUPSの再起動
# /etc/init.d/cupsys restart
を行って、CUPSの再起動を行い、変更を有効にする。
  
念のため、Web設定画面をリロードして、プリンタの設定が
デバイス URI: parallel:/tmp/test.ps
などになっていることを確認する。
  
5.印刷テスト
Web設定画面からテスト印刷を行い、デバイスのサイズが
増えて、ちゃんとファイルにデータ出力されている事を確認する。
  
PSドライバなどで印刷したのであれば
$ gv /tmp/test.ps
などでPostScriptファイルを参照できるし、エディタ等で
PostScriptファイルを開いて確認しても良い。

_ [Linux] UTF-8な環境でのファイルの文字コード判別

今までは、kccコマンドを利用してファイルの文字コードを判別していたのですが、Etch環境では、kccコマンドでのUTF-8の判別ができないのです。ってことで、nkfに宗旨がえしちゃいました。Etchのnkfでは--guessオプションが取り込まれており、UTF-8な文字コードを判別できます。

しっかし、.vimrcの変更とかsshの設定変更とか、いろいろ移行時に忘れていたモノが出てくるな..。

man nkfの一部抜粋
----------------------------------------
--guess
   自動判別の結果を出力する
----------------------------------------
  
nkf --guess hoge.txtなどのように打つのが面倒なので、.bashrcに
----------------------------------------
alias kc="nkf --guess"
----------------------------------------
を追加。source .bashrcなどして、読み込み直すと
----------------------------------------  
$ kc hoge.txt
UTF-8
----------------------------------------
のように表示させることができる。
  
@IT - Linux Tips テキストファイルの文字コードを調べるには(nkf編)
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/980nkfguess.html

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