巧が開発している、Web会計システム「助太刀会計」のオープンソース版が、リリースされたようです。そもそも、会計系のソフトは各社競争のため囲い込みの力が強くて、ユーザ登録しないとFAQが見れないとか、サポート契約したほうが得ですよ、といった方向が多い中で、オープンソース化した点を多いに評価します。ライセンスがGPLなんで、コミュニティで発生した成果を"そのまま"商用版に取り込んだら、商用版もGPLにならないか、とか気になる点はありますが、企業/コミュニティ/ユーザがうまく回るようなモデルにしてもらいたいものです。
経理/会計といった業務は、医事業務と同じく、税法や点数改正などのロジックそのものが複雑で、頻繁に改正がある点で、ロジックの修正や問い合わせサポートなど、ビジネスとして回す余地が十分にあり、ビジネスが倒れにくいと思いますし。
個人的には、FAQが充実して問い合わせサポートなど一切なし(追加で有料)、ロジックの更新はあるが、その代わり比較的安い値段なWeb会計サービスがあれば、そっちに移行するかも(ただしDBのデータ自体をユーザが握れることが条件)。既存のパッケージソフトのアップデートの手間も面倒ですが、フルデータのexportができないWebサービスに囲い込まれるのも嫌なので。
ITPro - 約200社が導入したWeb会計システムをオープンソース化,開発協力者を募集 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070628/276102/ 助太刀 オープンソース版 http://www.sukedachi.org/ 助太刀会計 デモ http://demo.sukedachi.org/Kaikei/Menu.php
うちのXPマシンでは、起動時に何かのタイムアウトを待っているらしく、しばらく操作できない状態が続いていたので、イベントログをチェックしてみました。すると、このXPマシンにはパラレルポートを搭載していないのに、なぜか「パラレルポートドライバサービスは次のエラーのため開始できませんでした」というエラーが出ているのを発見。デバイスマネージャを見ても、パラレルポートデバイスなんぞ見つからないので、レジストリでいじくれないかと調べてみたら、MSのKBサイトで以下のような記述を見付けたので、指定の通りにレジストリをいじったら、タイムアウトで止まるようなことはなくなったので、そのメモを残しておきます。
出力されるパラレルポートのエラーログ レジストリキー HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Parport のうち、Startの項目の値を4に変更する(4:無効)。 Microsoft - パラレル ポートを持たない Windows Vista-based コンピュータでのエラー メッセージ:「パラレル ポート ドライバ サービスが開始に失敗しました」 http://support.microsoft.com/kb/935497/ja