$ pg_dump -R orca | gzip > orca_db.dump.gz
などとやれば圧縮してバックアップが取れる。ちなみに、戻すときは
dropdb orcaとcreatedb orcaをしてから
$ gunzip -c orca_db_dump.gz | psql -e orca
などでOK。
gzipのオプションによってどれだけ違うのか気になったので実際に測定してみることにする。
昔やったけど記録にとってなくてすっかり忘れてしまったし(w
バックアップにかかった時間はtimeコマンドで測定。
圧縮オプションは-1から-9まで。--fastと--bestもあり。
詳細はman gzipを参照のこと。
man gzipのオプションより抜粋
-# --fast --best 指定した数字 # を用いて圧縮のスピードを調整する。 -1 と --fast は最も速い圧縮法を示す (圧縮率は低い)。 -9 と --best は最も遅い圧縮法を示す (圧縮率は最も高い)。 デ フォルトの圧縮レベルは -6 である (つまり、速さを犠牲にして 圧縮率の良い方にしてある)。
time pg_dump -R orca | gzip (圧縮オプション) > orca_db.dump.gzで計測
計測したマシンはPentium-M 1.3GHz/SDRAM 768MB
使用したDBはjma-receipt 2.2.2のほぼデフォルト状態のもの。
ちなみに、非圧縮であれば29.9 Sec/60 MBになる。
圧縮オプション | 所要時間 | サイズ |
---|---|---|
-1(--fast) | 32.5 Sec | 8.3 MB |
-2 | 32.5 Sec | 7.9 MB |
-3 | 32.7 Sec | 7.7 MB |
-4 | 33.2 Sec | 7.3 MB |
-5 | 33.7 Sec | 7.0 MB |
-6(デフォルト) | 34.7 Sec | 6.8 MB |
-7 | 35.7 Sec | 6.7 MB |
-8 | 40.1 Sec | 6.5 MB |
-9(--best) | 43.7 Sec | 6.5 MB |