Etchにjma-receipt 4.0.0をインストールしてみると、プレビュー用のPSファイルの出力先が変更になっていたので、そのメモ。下記のバージョン区分けは、いい加減にしか調べていませんが、だいたい合っていると思います。
□ ORCAでプレビューに使用されるPSファイル * jma-receipt 4.0.0〜 /var/lib/jma-receipt/orca_ps/ 以下に保存 * jma-receipt 2.8.0〜3.4.0 /var/tmp/.orca_ps/ 以下に保存 * jma-receipt 〜2.8.0 /tmp/ 以下に保存 □ プレビュー動作 日レセでプレビューを行うと、下記のフォルダにPS(PostScript)ファイルが orcaユーザ権限のみ閲覧可能なパーミッションで出力される。 これらのファイルを見るには、gv/kghostview/evinceなどの アプリケーションを用いる。 □ 上記のプレビュー用のPSファイルを見るには システムに上記のビューワがインストールされていない場合は、 # aptitude update した上で、下記のいずれかのコマンドを実行してインストールする。 # aptitude install gv # aptitude install kghostview # aptitude install evince orcaユーザであれば、 $ gv /var/lib/jma-receipt/orca_ps/01RECEPT200120071107...... の例のようにして閲覧可能。 orca以外のユーザであれば(orcauserの例) $ sudo cp -r /var/lib/jma-receipt/orca_ps/ ~ $ sudo chown -R orcauser:orcauser orca_ps のようにして、いったんホームディレクトリにコピーした上で フォルダの所有権を、現在使用しているユーザのものに変更した上で閲覧する。
Debian Etchでgv/kghostview/evinceなどのPSビューワを使っていると、特定のPSファイルを閲覧したときに拡大率200%を境に挙動が変わって、表示されなくなったりするソフトもある。閲覧できたりできなかったり、どのアプリケーションもgsに依存しているはずだから、その問題かと思ったけど、それもどうか分からなくなってきた。gsに渡すパラメータとか、gsのバージョンによる問題? 追いかけて調べていないので原因不明。
* gv 拡大比率2.0までは問題なし。拡大比率4.0にするとエラーを吐いて白紙でしか表示されない。 * kghostview 拡大率200%になると、白紙でしか表示されなくなる フォント設定によって、100%以下だとフォント表示が変。 * evince 拡大率400%でも問題は起きない。