医見書・給管鳥ではORCAとの通信の際にDBSプロトコルを利用しているが、接続時に渡すプロトコルバージョンによって挙動が変わる。現在の最新バージョンのjma-receipt 4.5との連携でも、プロトコルver1.4.2を用いているのはプロトコル互換性のためだと思われる。DBSプロトコルについてソースコード等から調べたもの。
□ DBSプロトコルの主な変更点 * 接続時の応答 プロトコル ver1.5.0以上 :Connect OK;<DBSのバージョン> プロトコル ver1.5.0未満 :Connect OK * プロトコルごとの変更点 プロトコル ver1.4.3以上 :件数処理に対応 プロトコル ver1.4.5以上 :日レセの内部コードが変更されているので、これ以降は文字コードをUTF-8にする必要がある。 プロトコル ver1.5.0以上 :データリクエストがない場合に無視 プロトコル ver1.5.1以上 :DBSELECT,DBFETCHの結果が1行の場合もN行の場合と同じく2改行で1レコードの通信を終えるよう変更 DBSELECTの結果が1行の場合のフィールド名を修正 DBUPDATE,DBINSERT,DBDELETEで影響のあった行数をcountとして返すよう変更 * 戻り値rc プロトコル ver1.4.3以上 :<rc>:<count> プロトコル ver1.4.3未満 :<rc> rcは戻り値、countは問い合わせ結果の行数 □ 参考URL 医見書 - 日レセとの連携について http://www.orca.med.or.jp/ikensyo/rel_orca.rhtml