□ アップデート内容 下記の2つに対するアップデート YAMAHA - SSH通信において一部データが漏えいする可能性について http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/FAQ/Security/CPNI957037.html YAMAHA - IPv6プロトコルにおけるサービス運用妨害(DoS)の脆弱性について http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/FAQ/Security/75368899.html □ RTX1100でのファームウェアのアップデート YAMAHAのRTXシリーズは、通常tftpでアップデートを行うことになっているが RTX1500/RTX1200/RTX1100/RT107e では、シリアルコンソールや ssh/telnet等でログインし、管理者権限でhttp revision-up go コマンドを実行することでもファームウェアをアップデートできる。 ※ 残念なことに、RTX1000ではhttp revision-up goコマンドでの アップデートには対応していません。従来通りtftpによるアップデートが必要です。 ※ ただし、RTX1100の場合ファームウェア8.03.37以降が対象 http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/Rev.08.03/relnote_08_03_37.txt 実行例) > administrator Password: # http revision-up go Found New Revision Firmware Now Revision: Rev.8.03.77 New Revision: Rev.8.03.83 Update to this Firmware ? (Y/N)Y Downloading...:100% ( 2797452/ 2797452bytes) Revison updating...Finish Restarting ... Connection to 192.168.10.1 closed. 下記はYAMAHA RTX1100のコマンドリファレンスからの引用 ---------------------------------------------------------------------------- 45.5.20 HTTP を利用したファームウェアのチェックおよびリビジョンアップの実行 [書式] http revision-up go [no-confirm [prompt]] [ 設定値] ○ no-confirm................. 書き換え可能なリビジョンのファームウェアが 存在するときに、ファームウェアの更新を行うかどうかを確認しない ○ prompt ....................... コマンド実行後、すぐにプロンプトを 表示させ、他のコマンドを実行できるようにする [ 説明] WEB サーバーに置いているファームウェアと現在実行中のファームウェアの リビジョンをチェックし、書き換え可能であればファームウェアのリビジョン アップを行う。書き換え可能なリビジョンのファームウェアが存在すると 「更新しますか? (Y/N)」という確認を求めてくるので、更新する場合は"Y" を 更新しない場合は"N" を入力する必要がある。 "no-confirm" オプションを指定すると、更新の確認をせずにファームウェアの 書き換えを行う。さらに、"prompt" オプションを指定すると、コマンド実行直後に プロンプトが表示され、続けて他のコマンドを実行することができるようになる。 ただし、ファームウェアを内蔵フラッシュROM に書き込んでいる間は他の操作が できなくなる。 "prompt" オプションはRTX1100、RTX1500 でのみ指定することが可能。 http revision-up permit コマンドでHTTP リビジョンアップを許可されて いない時は、ファームウェアの書き換えは行わない。 http revision-down permit コマンドでリビジョンダウンが許可されている場合は WEB サーバーにおいてあるファームウェアが現在のファームウェアよりも 古いリビジョンであってもファームウェアの書き換えを行う。 なお、WEB サーバーにおいてあるファームウェアが現在のファームウェアと 同一リビジョンの場合には、ファームウェアの書き換えは行わない。 ---------------------------------------------------------------------------- □ 参考URL YAMAHA - ヤマハルータ マニュアルダウンロード http://netvolante.jp/download/manual/index.html#productmanual YAMAHA - ヤマハルータ ファームウェアダウンロード http://netvolante.jp/download/firmware/index.html YAMAHA - ヤマハ RTシリーズ用ファームウェア リリースノート (Rev.8.03) http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/Rev.08.03/
VirtualBoxのスナップショット機能が利用目的に合わないので(ブランチ状に保存した任意のスナップショットから実行できないなど)、Linux版VMwareでも購入するかなと思っていたら、VirtualBox 3.1.0の新機能がかなり期待できそうなのでメモ。2009/11/14現在ではVirtualBox 3.1.0 Beta 1でのテスト段階。
VirtualBox 3.1.0 Beta 1 released http://forum.virtualbox.org/viewtopic.php?f=1&t=24460&start=0 ベータ版テスター向けのバイナリは、下記からダウンロード可能。 http://download.virtualbox.org/virtualbox/3.1.0_BETA1/ □ VirtualBox 3.1で予定されている主な機能について * ライブマイグレーション :他のマシンにVMセッションを移動できる * 任意のスナップショットの復元、スナップショットのブランチが可能に。 * Windowsゲストでの2Dアクセラレーション * PAEやAMD64が有効なゲストでパフォーマンスの大幅な改善(VT-xやAMD-V環境のみ) * EFI(Extended Firmware Interface)の実験的サポート などなど、色々期待できそうな機能も含まれています。 詳細は、上記のリリースノートを参照してください。
追記:2011/01/17 OracleのSun買収に伴って変更になったリンクを更新しました。
□ Adobe ReaderのWindows 7対応状況 Adobe Reader 9.2からWindows 7に対応。2009/10/26時点での最新版。 バージョン8以下はWindows 7のサポートをせず、アップデート対応も行わないとのこと。 Adobe - Windows 7 への対応について http://www.adobe.com/jp/support/kb/cs/8/cs_8329_ja-jp.html Adobe - Mac OS X Snow Leopard (v10.6) 及びWindows 7への対応状況 http://www.adobe.com/jp/joc/cs4/w7_snowleopard/ Adobe - Adobe Reader for Windows のダウンロード可能ファイル(各バージョンがダウンロードできる) http://www.adobe.com/jp/support/downloads/acrwin.html □ JavaのWindows 7対応状況 Java 1.6.0_14/1.5.0_21/1.4.2_23以降のバージョンでWindows 7がサポートされた模様です。 ただし、実質的にJava 5以下では2009/10/30でEOSL(End Of Service Life=サービス/サポートの終了期限)となり サポート期限が切れているので、通常は公式サポートが明記されたJava 1.6.0_14以降が 対象となるでしょう。 Oracle - Java SE Supported System Configurations http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/system-configurations-135212.html#update-footnotes Oracle - Java 2 Platform 5.0 and Java for Business 5.0 http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/system-configurations-139801.html#update-footnotes Oracle - Java 2 Platform 1.4.2 and Java for Business 1.4.2 http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/system-configurations-139862.html#update-footnotes * Java SE サポートロードマップ 2008/10/30で、Java 1.4のサポートが終了(EOSL)になっています。 2009/10/30で、Java 5のサポートが終了(EOSL)になっています。 Java 6のサポート終了(EOSL)は、2012/11が予定されています。 Oracle - Java SE & Java SE for Business Support Road Map http://www.oracle.com/technetwork/java/eol-135779.html * Java 1.4やJava 5の入手について 1.4.2_19もしくは、5.0 Update 22までのバージョンについては Javaのアーカイブエリアにて入手できます。 ただし、これらのバージョンについてはサポート期限が切れているのでご注意を。 http://www.oracle.com/technetwork/java/archive-139210.html * 業務用途向けでは、Java for Businessでの有償延長サポートという選択肢もある。通常のJavaのサポートが3年なのに対して、Java for Businessでは 標準で10年、最高15年までのサポート期間となっている。OracleのSun買収に伴って、サポート内容が変更されている可能性があります。 詳細は下記サイトを参考にしてください。 Oracle - Oracle Java SE Support http://www.oracle.com/us/technologies/java/standard-edition/support/overview/index.html (以下、Oracleにより条件が変わっていると思うので、自分で確認してください。) Windows 7に対応している、最新バージョンのJava 1.4/5が必要な場合は 有償サービスのJava for Businessのみで入手可能となっている。 Java for Businessは、下記のような従業員数/デスクトップ数/サーバソケット数 に応じた料金となっており、デスクトップ数のライセンスで最小購入数500台 の場合を考えると、年間100万円強〜のライセンス料となっている。 また、該当するJavaを再配布する場合はSolution Providerモデルでの契約が 必要で別途見積りとなる。 個人向けのライセンスではありませんが、業務向けのJavaシステムを維持する 必要のある企業にとっては、改修/リプレースするより安くつくケースもあるかと思います。 http://www.atmarkit.co.jp/ad/sun/0810javaseforb/0810javaseforb.html より引用。
先日書いた記事で、VirtualBox 3.1の新機能について書いたので、実際にインストールしてスクリーンショットを撮ってみました。ちょこちょこ試して見ましたが、任意のスナップショットから起動できる新機能は素晴らしいです。VMware Workstationの機能に一歩近づいて、実用度が上がっています。VirtualBox 3.1 beta1の既知の問題として、スナップショット関連のバグがいくつか出ているので、ベータテストをやってみたい人はインストールして、バグ出しに協力してはどうでしょうか。
ベータ版なので、実用に使わないよう警告する旨のメッセージが出る。 スナップショットをブランチ状に撮ることができるようになっており 任意のスナップショットから起動することが可能になっている。 ハードディスク/CD/フロッピーといった項目は「ストレージ」にまとめられている EFI(Extended Firmware Interface)を実験的に有功にするチェックボックスが 追加され、緑-オレンジ色の棒グラフで適切なメモリ量などの目安が表示される。 ネットワークの項目では、NATなどの接続の種類が一番初めに表示されるようになり 仮想NICの選択やMACアドレスの設定はadvanced項目として表示される。