すっかり筆不精ならぬBlog不精になってしまっている状態ですが、メモはきっちり取ります。
先日の日記に、メール受信時にSylpheedがクラッシュすると書きましたが、これはSamba経由でコピーを行ったときに、.sylpheed_markと.sylpheed_cacheファイルの属性が読み取り属性になってしまっているのが原因でした。Sylpheed2.3.1では、この読み取り属性を解除するようなFIXが盛り込まれていますので、問題は発生しません。また、Sambaの設定を行っていれば回避できた話です。
[現象] SylpheedをLinuxからWindowsに移行すると、メール受信時にクラッシュ して落ちてしまう。 [原因] デフォルト設定のSamba等を経由して、LinuxからWindowsにファイルを コピーした場合、各メールフォルダに存在する.sylpheed_markや .sylpheed_cacheファイルに隠し属性がつけられるため。 [対策] Windows版Sylpheed2.3.1で、この隠し属性を解除するような機能が 盛り込まれたので、バージョン2.3.1以降を利用すれば良い。 今となっては意味がないが、Sylpheed2.3.0以前で使うのであれば、 全てのメールフォルダに含まれる.sylpheed_markや.sylpheed_cacheの 属性を解除したり、削除すれば問題なかったのはそのため。 また、Sambaで解決するのであれば、/etc/samba/smb.confなどに 以下の行を追加しておけば、問題は起こらなかったであろう。 ----------------------- hide dot files = no ----------------------- 詳細は、man smb.confやこのドキュメントなどを参照のこと。 参考:Sylpheedユーザサポートサイトの過去のスレッド http://sylpheed-support.good-day.net/bbs_article.php?pthread_id=77 http://sylpheed-support.good-day.net/bbs_article_body.php?pthread_id=151