レジストリのデータの書き込みテストを行うのに、regコマンドを利用したバッチファイルを作るのが簡単だったので、そのメモ。 reg.exeはWindows XP以降は標準でインストールされていますが、Windows 2000ではサポートツールのインストールが別途必要です。
以下のサンプルでは、レジストリ書き換えごとにpauseで一時停止してテストを行い、問題がなければキーを押して次のレジストリ書き換えを行いテストをする...という動作を想定しています。
□ reg.exeはどこにある? Windows XPでは、レジストリ操作ツールreg.exeはデフォルトで C:\winnt\system32にあるので、インストールの必要はない。 Windows 2000では、レジストリ操作ツールはインストールされていないので インストールCD-ROM中のsupport\tools\setup.exeを実行してインストールするか、 以下からファイルを取得し、インストールする必要がある。 Windows 2000 SP4 サポートツール ダウンロード http://www.microsoft.com/japan/windows2000/downloads/servicepacks/sp4/supporttools.mspx □ regコマンドサンプル バッチファイル ------------------------------------------------------------------ @echo off echo =========================================== echo レジストリ書き込みテストツール echo =========================================== echo レジストリ書き込みテストの処理を開始します。 echo もし、中止する場合はCtrl+Cを押してください。 pause :: 既存のレジストリをバックアップ reg copy HKLM\SOFTWARE\MYSOFT HKLM\SOFTWARE\MYSOFT2 /f >NUL echo. echo [1] バージョン書き込みテスト reg delete HKLM\SOFTWARE\MYSOFT /v TrialVersion /f >NUL 2>&1 reg add HKLM\SOFTWARE\MYSOFT /v ProductVersion /d 1.1.3 /f >NUL 2>&1 echo テストを行ってください。 echo 次の処理を実行するには、何かキーを押してください。 pause :: バックアップしたレジストリを書き戻す reg delete HKLM\SOFTWARE\MYSOFT /f >NUL reg copy HKLM\SOFTWARE\MYSOFT2 HKLM\SOFTWARE\MYSOFT /f >NUL reg delete HKLM\SOFTWARE\MYSOFT2 /f >NUL echo 終了。 ------------------------------------------------------------------ □ その他の詳細情報 コマンドの詳細は、Windowsでコマンドプロンプトを開き、 reg /? などのコマンドを実行することでヘルプが参照できる。 @IT - コマンド・プロンプトでレジストリを操作する http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/391cmdreg/cmdreg.html