Wiiで遊んでいたりするわけですが、これがなかなかに面白い。至る所で情報は出ていますが、Wiiリモコンでポインティングが簡単に使えるので、家族で楽しめるゲーム機ですね。ゲーム性を追及する任天堂の姿勢はうまくいっているわけです。Wiiも良く遊んでいると、リモコンの電池があっという間に減ってしまい、約20-30時間程度くらいで電池を使い切ってしまいます。
また、ゲーム開発者向けのノウハウの提供とオープンさは良いですね。結局開発者が増えて、いいゲームが増えないと儲からないというジレンマに対する解なので。そういった開発環境の充実や、開発者に対する支援の必要性は、マイクロソフトは強く意識して動いているわけで、Linuxでも見習うべき点が多い。
Game Watch - Wii特別編:Wiiリモコンの駆動時間はどれぐらい? SDカードは何に使うの? などWiiの疑問を試してみました http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20061211/ggl.htm Game Watch - Wiiでは門外不出のノウハウをどんどん出す http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1212/kaigai327.htm
著者に対する敬意と、著作権に対する正当な扱いが必要なのは、分かってはいるけど、あえてツッコミ。個人的には、著作権は作者の死後30年程度でいいと思うし、存命中に昔の作品の一部でも、"公共の財産"として公開してくれる作家が増えることを願う、オープン主義なのだが。
「先人のご遺族から...」のくだりで、いつから著作物/著作権は遺族年金のようなものになったのであろうか。仮に、作者が亡くなったときに、妻が16才かつ、子供がいたとしても、50年の保護があれば妻66才や子供50才くらいまで食べていくだけの、なんらかの収入があることになる。論理的な議論の場で、感情論を持ち出すのがそもそも間違いだ。
また、海外でやっているからという安易な理由で日本も従わなくてはならない理由はない。十分に議論を尽くした上で、70年が妥当なのか考慮の必要がある。司法取引ではないが、金銭と著作権保護期間等に関する何らかのトレードオフが必要な気がする。たとえば、デフォルトは50年保護にしておいて、申請があれば死後70年の著作権を認める代わりに、死後50年以降は上演権などの二次利用の拒否が出来ないようにし、一定額の権利料しか受け取れないようにするとか。青空文庫のように、一定期間を過ぎた著作物が公共の財産となり、もっと自由に利用できる可能性を秘めているのに、それに逆行するのはもったいない話だ。
追記 :ニュース記事のリンクを見落としていたので追加。基本的には、反対派と同じ路線。延長派の主張は、論理性に乏しく欲求の主張だけが強く感じられる。IITmediaの2次情報では偏りがある可能性もあるので、ストリーミング映像などの1次情報へのリンクも載せておく。
著作権保護期間、死後50年から70年への延長を巡って賛成・反対両派が議論 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2006/12/12/14210.html ITmedia News:著作権保護期間は延長すべきか 賛否めぐり議論白熱 (1/3) http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0612/12/news063.html 著作権保護期間の延長問題を考える国民会議 - thinkcopyright.org | シンポジウム概要 http://thinkcopyright.org/resume.html
一人一人が、好きなモノ/場所/趣味を持っているものだから、それが繋がって、メリットがある仕組みができるのは面白い。同様の仕組みは、価格.comやamazonのおすすめサービスなどでもあるのだが、好きだけどあまりコメントは書きたくない層の評価を、どれだけ集められるかが問題なはず。価格.comでも、票数が少なすぎて人気度があてにならないケースや、amazonでもマイナーな書籍は、写真もなく、コメントすらついてないような本もたくさんあるので。RSSではないけど、なんらかの個人属性フォーマットファイルのようなファイルを作れば、汎用的に流用できて面白いかもしれない。どういったモノを持って、どういったモノを好んでいるのかというのをファイルで管理したいなとは思う。もちろん、個人情報は関係なしで、属性フォーマットファイルによって、おすすめ商品とかクーポンとかが発行されるようなサービスがあれば、の話だが。
ただし、ユーザにメリット(コミュニケーション/おすすめ品/収入など?)がないと、書く気にはならない。巨大コミュニティサイトの広告運営を手伝うために、わざわざ自分のオススメ情報を登録するというのは、手間の割に、あまりメリットがないというのが正直なところだ。連動割引クーポンとか、優秀なレビューにリターンを与える仕組みを、考え直してもいい気がする。また、商品を販売する企業に対して評価レポートを販売するようなモデルも考え直してもいいのではないか。
口コミ情報/コミュニケーション/消費/広告の輪の中で、うまくまわれるはず。まるで、昔の大岡裁きのような三方一両得だ。今風に言えばWin-Win-Winの関係か。そもそも、広告モデルがどこまでうまくいくのか、今後数年が見物ではある。
ブログより簡単で便利? モノとヒトがつながるサービス「Clogger(クロガー)」がスタート:ITpro http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20061212/256624/
MSが12月の月例パッチ7件を公開、WMPの脆弱性修正など“緊急”が3件 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/12/13/14226.html