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ORCA愉快日記

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2006-09-22 FirebirdとInterbaseの共有メモ

_ [PC] FirebirdとInterbaseの共有メモ

両方のデータベースをインストールした際に、listenするポート3050が重複するので、回避する方法メモ。Interbaseのポート変更方法については、詳しく調べてないので、Firebirdのポートを変更することにした。Firebirdのインストール先のフォルダ内にあるfirebird.confの設定を変更する。

□ テスト環境
Windows XP SP2
Firebird 1.5.3
InterBase 6.0.1 オープンソース版
  
□ 概要
* InterBaseがインストールされている場合は
  + コントロールパネルにInterBase Managerの項目が追加される
  + サーバが起動しているときには、タスクマネージャのプロセス中に
    ibserver.exeとibguard.exeが存在する
  + デフォルトではポート3050で動作する
    (設定変更方法は未確認)
  
* Firebirdがインストールされている場合は
  + コントロールパネルにFirebird 1.5 Server Managerの項目が追加される
  + サーバが起動しているときには、タスクマネージャのプロセス中に
    fbserver.exeとfbguard.exeが存在する
  + デフォルトではポート3050で動作する
  (C:\Program Files\Firebird\Firebird_1_5\firebird.confで設定変更可能)
  
□ Firebirdのポートを変更する
  なお、ポート変更を行う前に、設定ファイルのバックアップを
  取っておくことをお勧めする。
  
  + Firebirdのポート変更
  C:\Program Files\Firebird\Firebird_1_5\firebird.confを右クリックして
  「編集」を選ぶ。(メモ帳などのエディタで変更する)
  「3050」キーワードで検索を行って、ファイルの中間くらいにある
  --------------------------------
  #RemoteServiceName = gds_db
  #RemoteServicePort = 3050
  --------------------------------
  と書いてある行の、先頭の#の文字を削除して、3050を3051に書き換える。
  --------------------------------
  RemoteServiceName = gds_db
  RemoteServicePort = 3051
  --------------------------------
  ファイルを上書き保存して閉じる。
  
以上で、設定は終了。コンピュータを再起動するか、
コントロールパネルにあるFirebird 1.5 Server Managerの項目で
いったん「stop」ボタンを押してから、「start」に変わったボタンを押して
Firebirdを再起動する。
  
上記の作業を行うことで、Firebirdはポート3051を使用することになり、
Interbaseのポート3050と重複しなくなる。
これらのデータベースを利用するアプリケーション側の設定でも、
接続するポート番号を変更すること。

_ [Linux] libsylph α版が公開

sylpheedのコアライブラリであるlibsylphが公開されたので、早速試してみた。exampleを動かそうとしたら、error while loading shared librariesで、libsylph.so.0がロードできていなかったので、ライブラリパスを追加してから、フォルダやサマリのリストを表示するサンプルを試してみた。ライブラリを利用していじくったり、自分用のWebメーラとか作れたらな。

インストールしてみた
$ wget http://sylpheed.sraoss.jp/sylpheed/libsylph/alpha/libsylph-0.1.0.tar.bz2
$ tar xvjf libsylph-0.1.0.tar.bz2
$ cd libsylph-0.1.0/
$ ./configure; make
$ sudo make install
  
ライブラリパスが見つからなかったので追加
$ sudo vi /etc/ld.so.conf  で
/usr/local/lib
の行を追加
$ sudo ldconfig
$ sudo ldconfig -v|grep libsylph
        libsylph.so.0 -> libsylph.so.0.0.0
でパスの確認。
  
あとは、exampleフォルダ中にあるサンプルのヘッダを
参考にコンパイルして実行。
  
SRAOSS - Sylpheed
http://sylpheed.sraoss.jp/ja/news.html
トラブルシューティング - lib*.so ファイルをロードできない
http://pcmania.jp/~moraz/howto/trouble.html#ldconfig

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